独学での加圧トレーニングに潜む危険

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スポーツの現場だけではなく、今や介護やリハビリにも使用されている加圧トレーニング。このトレーニングは体に負担をあまりかけることなく、短期間で効果を上げることができると何かと話題ですが、同時に一人でやるのは危険、ということをよく耳にします。一見手軽そうなこのトレーニング法、なぜ一人でやると危険なのでしょうか。

縛る力

まずは専用のベルトで体の一部を縛り、血流を滞らせることではじめるこのトレーニング。この、ベルトで縛る力に、第一の危険が潜んでいます。弱すぎると体に負荷がかからず、通常のトレーニングを行っているのと同じ状態になるので意味がありません。しかし、逆に縛る力が強すぎると、血の流れを完全に止めてしまう事となり、手足にしびれを感じたり、うっ血を起こしてしまったりするのです。血液は私たちの活動に必要な、酸素や栄養素などのエネルギーを運ぶ役割を担っています。それが供給されないとあっては、体に悪影響があって当然ですよね。完全に血流を止めてしまうのではなく、血流をある程度滞らせることが目的なので、縛る力には十分に気をつけましょう。

縛る長さ

また、縛っている時間にも第二の危険が潜んでいます。長く強い力で縛り続けると、血栓を作ってしまう原因となってしまうのです。この血栓のせいで、血の流れが妨げられてしまうと、栄養分や酸素が届かなくなり、細胞が壊死してしまいます。それが脳の血管で怒ると脳梗塞に、心臓付近で起こると心筋梗塞につながるのです。

プロの指導の下で

健康のために行っているトレーニングが、逆に体を壊す原因になってしまうなんてなんとも情けない話です。そうならないためにも、加圧トレーニングを行う時は、お近くのジムなどで専門のトレーナーさんの指導の下、行うようにして下さい。
皆さんは加圧トレーニングというトレーニング方法をご存知ですか?プロのスポーツ選手は勿論、介護や医療の現場でもこのトレーニング方法は注目を浴びているのです。

加圧トレーニングとは?

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なぜスポーツの現場以外、しかも体の弱い方々を対象とした分野でもこのトレーニング方法は注目されているのでしょうか。それは、これが体に負担をあまりかけることなく、けれど着実な効果をあげることができるトレーニング方法だからです。トレーニングのやり方は簡単で、専用のゴム製のベルトで体の一部を縛り、軽めの筋トレを行うだけ。それなのに、普通に筋トレをするより短期間で効果をあげられるのです。

なぜ効果が出るの?

体の一部を縛ることによって、体を流れる血の巡りをある程度滞らせることになります。これによって体に負担がかかり、少しの運動をしただけでも脳が「ハードトレーニングをしている」と勘違いして、多くの成長ホルモンを分泌するのです。この成長ホルモンは筋肉を増やすためには必要不可欠で、多く出るに越したことはありません。というのも、十代の成長期をすぎてしまうと、成長ホルモンは自然に分泌されにくくなってしまうので、ハードトレーニングをして古い筋肉を壊し、その修復のために分泌されるのを狙うしかないのです。加圧トレーニングだと、ハードトレーニングをしなくても成長ホルモンが多く分泌されるので、筋肉がよく育つのです。

注意点

しかし、独学でやるのはとても危険です。縛る力が弱いと効果がないのは勿論、強すぎるとうっ血や手足のしびれ、血栓のもととなってしまい、重大な病気の原因になってしまうかもしれないのです。興味を持たれた方は、近くのジムなどで専門のトレーナーの指導のもと、トレーニングを行うようにして下さい。